2019/04/17 「できません」と言ってはいけない
こんにちは。
今日は「できませんと言っちゃいけない」について書きます。
下記の記事を読み、下記の部分に大変共感を覚えました。
仕事の場では、「できません」はもはやNGワードのような扱いになっている気がする。
(中略)
「できない」を言わせない人と、「できない」を言わない人。仕事を任せる側と任される側の両側に「できる」信奉者がいるから、いつまでたっても過剰労働がなくならないんじゃないだろうか。
「できません、と言っちゃいけない」って言われたけど、これって「理不尽を言ったもの勝ち」ってことでしょうか? | Books&Apps
最初の配属先が「できません=NGワード」だった
私は約20年前に社会人になり、ハードウェア開発部署に配属されたのですが、そのときの上司は「できない」と言わせない人でした。
その上司は時々、部下に無茶な仕事を押しつけるときに、
「○○をしなさい。"はい"か"イエス"か。どっちだ?」
と言っていました。当時「いやいや、どっちも同じでしょ。」とツッコミを入れる雰囲気では無かったのですが、今思えばパワハラですよね。
で、私の最初の部署がそんな感じだったので、自分の中で「できない=NGワード」が当然だと思いながら過ごしていました。それも、最近まで。
できないのに「できる」と言うのは不誠実
この記事の中で、下記を読んで、これまでの自分の考え方を大変反省しました。
「できる」自信がないのなら安請け合いをせず、「経験はないけどやらせていただきたい」というふうに誠実に自分の能力と気持ちを伝える。
そうすれば、「できない」を受け入れない精神論者や、自分の実績や目先の利益のために根拠なく「できます」という無責任な人が減って、「できない理由を一緒になくしていこう」という流れになるかもしれない。
「できません」に対して「やれ」という人、できる保証がないのに「できる」と言い張る人と仕事をしても、経験上あまりいい結果にはならない。
結局、安請け合いをすることで、結果的に「無責任な人」になっていたんですね。反省しきりです。少なくとも、誠実に自分の能力と気持ち、あとはリスクヘッジ方法を申し入れるべきですね。
また一方で、最近は私が「仕事を依頼する側(押しつける側)」になるわけですが、そのときは文中にある「できない理由を一緒になくしていく」努力をしないといけないですね。
たとえば、作業可能なタスクに分割するとか、定期的に進捗フォローするとか。
直近で、まさしく難しいことを依頼しようとしていました。
今回、自分のやり方を振り返るちょうど良い機会が得られたと思います。
では、また。