オムロン・竹林さんの動画

今月、品質関係の社外イベントがあり、その講演者の中に、オムロン・竹林一さんの名前がありました。

オムロン・竹林さんは、数年前に、IoT関係で講演された動画を見たことがあり、その時は京都弁の軽妙な語り口で面白いお話をされていた印象がありました。

今回、そのことを思い出し、再度Youtubeで検索したところ、前回見たのとは別の動画を見つけて、早速見てみました。

"【うめちゃんねる】　竹林一さん　「イノベーションを成し遂げるチームのリーダーシップ」" を YouTube で見る

この動画のテーマは、「社会課題の解決すること」と「イノベーションは誰でも起こせる」になると思います。

社会的課題を解決すること

その中で、オムロンは血圧計や信号機を作ったときに、製品そのものを売りたいのではなく、それを売ることにより社会的課題を解決することを目指しているとのことでした。

社会的課題を解決するという大きな目標があるから、そこに関わる人は誇りを持つことができ、モチベーションが保ったまま仕事ができるのだと思います。

また一方で、課題を解決するためには利益が必要であるという意識が定着しており、収益性のバランスも考慮された会社経営がされているようです。

竹林さんのこれまでの経験の中で得た「イノベーションとは何か？」が話されています。

イノベーションについては、Wikipediaを引用して、100年以上前のシュンペーター博士の言う「新結合」のことを紹介されてました。

シュンペーターはイノベーションを、経済活動の中で生産手段や資源、労働力などをそれまでとは異なる仕方で新結合することと定義した。出典：イノベーション - Wikipedia

イノベーションと言っても、ものすごく革新的なことでなくてもよく、ちょっとした組み合わせによるカイゼンのレベルでもよく、また技術的なものでなくても「アイデアを生み出す組織を作る」ようなことでも良いと話されています。

今回紹介した動画は、イノベーションとモチベーションについて話されたものになります。

この中で紹介されている事例は興味深いものが多いので、納得感が大きいです。

では、また。