tommy24july blog 

名前:tommy24july / ウナギオウ twitterアカウント : @unagiou  タスク管理や仕事術、組込みソフトウェアに関することを書いています。

2020/03/23 リスクを見積もって対策を打つ

こんにちは。

今日は、リスクを見積もることについてです。


東京五輪にはプランBがなかった

東京オリンピック延期で、下記のようなツイートがありました。

(※この記事を書いた段階は、東京五輪延期の発表前でした)

製造業だとリスク検討は行なう

私の場合は、製造業にいるので、あらかじめ故障を想定した設計検証をすることが当然だと思っていました。

そのときには、起きてはならないモード(例えば、発火するとか)を設定し、構成部品や要素の故障が発生する確率・重大度などで評価して、ランク付け・優先順位付けをすることが普通だと考えていました。

巨大プロジェクトだとこれができていない

しかし、このようなリスクの検討ついて、超巨大なイベントになったときに、そういうものを設定しない雰囲気になっているようです。

少なくとも日本では、地震は発生するし、台風は来るし、ミサイルは飛んでくるかもしれないし、新型ウイルスは広がっているかもしれない。

どれも、あり得るものと想定できますし、実際に、様々な映画やドラマ、小説などで描かれているので、人間が想像できているということです。

それが巨大なイベントになると、それができなくなっている現状が散見されます。

例えば、太平洋戦争時の旧日本軍、福島原発事故津波の想定、みずほ銀行のシステム構築などが挙げられます。

このあたりは、根深い問題が隠れていると思うようになり、書籍「失敗の本質」やみずほ銀行のシステム構築の事例などを見て、自分の中に取り組む必要があると感じました。


では、また。