tommy24july blog 

名前:tommy24july / ウナギオウ twitterアカウント : @unagiou  タスク管理や仕事術、組込みソフトウェアに関することを書いています。

2019/12/12 個人でハピネスを高めるには

こんにちは。

今日は、個人でハピネスを高める方法についてです。


ハピネス・ウェルビーイング

先日、GLOBIS知見録でハピネスに関する動画を見ました。

YouTube

予防医学者の石川喜樹さんと、日立の矢野和男さんが登壇されていて、組織内の生産性は、ハピネスの度合いと相関がある研究結果などを説明されていました。

個人でハピネスを高めるには

その中で石川さんが、個人でハピネスを向上する習慣について話されていました。

それは「一日の出来事を振り返って、その日の評価をする」「その評価方法は、ToDo(やるべきことをやったか)ではなくToFeel(どのように感じたか)で行なう」というものです。

その日の評価は「最後の体験」で決まる

石川さんの説明によると、「体験」と「評価」は別れていて、その日全体の体験に関する評価は、その日の最後の体験で決まるというものです。

そのため、その日の大半を良い体験で積み重ねたとしても、最後に悪い体験をすると、その日全体の評価が悪いものになるとのことです。

それを踏まえると、現代社会において仕事が終わることはないため、一日の評価をToDoで振り返ると、その日の仕事がうまく進んだとしても「終わらなかった」という「悪い評価」になってしまい、無限に続く負のフィードバックが回ることになります。

そのため、一日の最後に行なう評価は、「その日の体験の中で感じたこと」に焦点を当てて、純粋に体験に対して評価を行ない、あるべきフィードバックが得られるようになるというものです。

なお、ToDoの振り返りはやらなくてよいわけではなく、「1日の最後にやらなければ良い」となるので、例えば朝にやることを推奨されていました。

タスクシュートに組み込み実践中

一日の最後にその日に「やったこと」を振り返るのは、やっても数分で終わると考え、さっそく今週から実践を始めました。

具体的には、会社で使っているタスクシュートの中で、毎日の最後の方にルーティンタスクとして設定し、その日を振り返った結果をコメントに記録するようにしています。

無意識的に行動が変わっている

まだ始めて数日ですが、いろいろと発見があります。

講演の中でも言われてましたが、ToFeelの振り返りの記録によって、「体重を量るだけダイエット」と同じように意識的・無意識的に行動が変わっていくことが期待されています。

実際にやってみると、翌日に意識的に集中して仕事に取り組む、前日の寝不足を補うため昼休みに少し眠るなど、無意識に行動が変わっているのが実感できています。

なので、もう少し継続してみて、効果が出るか自分自身を観察したいと思います。

まとめ

個人でハピネスを高めるため、一日の最後に「その日の体験の中で感じたこと」に焦点を当てて、純粋に体験に対して評価を行なう。

これにより、一日の評価が適切にできると同時に、「量るだけダイエット」と同じように無意識的な行動の変化が期待される。


では、また。