2019/12/11 誤解を招かないようにするには
こんにちは。
今日は、誤解を招かないようにすることについてです。
「相手の理解」≠「自分の理解」が基本
昨日のブログで、「理解とは2つ以上の「意味」をつなげること」を書きました。
2019/12/10 相手に理解してもらうには - tommy24july blog
ここからわかることとして、相手の理解した内容は「相手が持っている「意味」をつなげたもの」になるということです。
また、自分が理解している内容は「自分が持っている「意味」をつなげたもの」になります。
それぞれの持っている「意味」の集合は当然異なりますので、「双方の理解した内容は基本的には異なる」と言えます。
このギャップが大きくなるといわゆる「誤解」になります。
誤解を招かないようにするには
そんな中でも誤解を招かないようにするにはどうすればよいでしょうか。
それは、つなげられる「意味」をなるべく共通なものにすることだと考えます。
例えば、下記のようなことになります。
- 抽象的な言葉でなく直接的な言葉や固有名詞を使う
- 図、表、絵などの視覚情報で意味を補完する
- 相手にどのような意味の組み合わせで理解したかフィードバックをもらう
これについても、イシューから始めよに関連したことが書かれています。
多少の誤解は「あって当たり前」
とはいえ、誤解がないような努力を過剰に行なうと、説明が長くなったり、文字情報以外で伝えられなかったり、そもそも相手のフィードバックがもらえない状況だったり、そういったことが想定されます。
そうなると大事なことは「誤解されたら困る大事な内容に絞る」ということになります。
逆に言うと、それ以外は潔く諦めて、誤解されてもリスクが少ない状況にすることが重要になります。
それだけ、相手に完全に理解してもらうことは難しいと認識することが大事と言えます。
まとめ
誤解を招かないようにするには、固有名詞のような直接的な用語を使うなどがよい。
また、そもそも多少の誤解はあって当たり前ぐらいの認識を持つこと。
では、また。