2019/10/03 勤務中の脳波計測
こんにちは。
今日は、勤務中に脳波を測るという記事についてです。
脳波で集中力などを計測
勤務中の脳波を測定して、集中度など5つの指標を可視化するという記事がありました。
- 「ストレス度」
- 「集中度」
- 「興味度」
- 「快適度」
- 「わくわく度」
ひどいな。誰も止めなかったのか?→“新本社の従業員は頭部に脳波測定キットを着用し、測定データを基に「ストレス度」「集中度」「興味度」「快適度」「わくわく度」の5つの指標を可視化” / “東急不動産の新本社、従業員は脳波センサー装着 :日本経済新聞” https://t.co/f6etMI7XeC
— 楠 正憲 (@masanork) 2019年10月1日
ここでの取り組みは、脳波というセンシティブな指標の計測と、ビジュアル的な違和感に、大きなインパクトがあります。
勤務状態は測りたいのはわかる、でも…
経営サイドから言えば、従業員がどのぐらい業務に集中しているかは知っておきたい情報だと思います。
決められた業務時間に対して、限界までパフォーマンスを発揮するために、計測するというのは理解できます。
ここで感じた自分の中の違和感は、次の2点です。
- 脳波以外の計測手段があるのではないか?
- 仮に測定できて何を改善できるのか?
脳波以外の計測手段があるのではないか?
集中度などを計測する手段は、他にも多数あると考えます。
最近だとApple Watchなどのウェアラブル端末で、加速度センサで移動状態の計測や、場合によっては心電図も計測できるなど、相当な範囲まで測定可能です。
ただ、それらを飛び越えて、脳波を測定するところに相当の違和感を感じるところです。
仮に測定できて何を改善できるのか?
集中度などを計測できれば、改善の根拠になり、効果も測定できるのは理解できます。
実際にこれを使って、職場環境を改善することができると考えます。
でも、改善してパフォーマンスが向上した先に、収益に結びつく何かがあるのかが疑問に感じるところです。
例えば、ここで計測された実績をグループ企業全体で共有することで、新商品や企画が生み出されるとかなら良いのですが、そのあたりが見えづらいのはあります。
少しまとまりを欠いていますが、
- 脳波以外の計測手段があるのではないか?
- 仮に測定できて何を改善できるのか?
の2つが気になりました。
では、また。