2020/04/23 アカデミックの世界の経験
こんにちは。
今日は、アカデミックの世界のスキルについて書きます。
ポスドクの方の民間企業への転職
たまたまTwitterで流れてきた下記のポスドクから民間企業へ転職した方の記事を読みました。
ポスドク街道11年の果てで進退窮ま……らなかった話 | アカデミアを離れてみたら | web岩波
この方は10年以上、大学の教職に就くためポスドクを続けていたのですが、40歳手前でその道をあきらめて、民間企業で働いていらっしゃいます。
この方は、理科系学部の方で、その研究の中では成果を残されていた方らしいのですが、先が見えない状況となり、民間企業へ転職することになっています。
理科系ポスドク経験はデータサイエンスで有用
この方は専門分野から離れて、データサイエンスの受託業務をしているそうなのですが、ポスドク時代の測定データのまとめ方や関係者へのプレゼンの経験が活かされて、短期間で活躍されているようです。
私は最近仕事でテキスト分析を活用したツールを作っているのですが、ツールの仕様やデータのまとめ方などで自分の経験の無さを痛感する場面が多くあります。
そういう時に、先程のような経験を持った方に仕事の相談ができたり、様々な場面で手法や考え方を学びたいものです。
こういう人と一緒に仕事をして、いろいろと吸収してみたいですね。
— ウナギオウ / tommy24july (@unagiou) 2020年4月23日
ポスドク街道11年の果てで進退窮ま……らなかった話 | アカデミアを離れてみたら | web岩波 https://t.co/YEZCdY3Uwf
データサイエンスの位置付け
この記事を読んで、データサイエンスのアプローチは、理科系のアカデミックの世界で使われる手法そのものなのだと考えるようになりました。
特に、自分で研究テーマを決めて、データを集める経験をしている方は、本当に強力なスキルを持っていると考えます。
なかなかこういう方に出会うことは少ないですが、可能なら一緒に仕事をして、吸収したいものです。
では、また。