2019/12/30 言語化の能力
こんにちは。
今日は、言語化の能力について書きます。
最近、藤田肇さんの下記の2つのツイートを見かけました。
イマイチ成果の上がらないエンジニア・研究者は、そもそもコミュニケーション能力(対象を相対化・言語化する能力)が足りてないというのが本質的な問題です。実務能力とコミュニケーション能力は連動しているので、コミュニケーション能力を伸ばせば実務能力も伸びるんだよ。 pic.twitter.com/1hxF6als3C
— 藤田肇💡サイエンスライター (@fujitahajime) 2019年12月30日
十分に言語化できていない「アート」を言葉で論理的に説明するのが「サイエンス」なので、言語化能力の低い人はそもそも「サイエンティスト」として未熟なんだよねぇ。未熟な人は自分が未熟であることを認識する能力も低いので、それを指摘されても理解できないっていうオマケ付き。
— 藤田肇💡サイエンスライター (@fujitahajime) 2019年12月31日
成果を出すには言語化能力が必要
これらのツイートは、「成果を出すエンジニアになるには、対象を相対化・言語化する能力が必要」と言っていると考えます。
また、2つ目のツイートにある下記の部分は少し考えさせられました。
未熟な人は自分が未熟であることを認識する能力も低いので、それを指摘されても理解できないっていうオマケ付き。
私は今でも言語化能力は十分とは言えませんが、30歳代以前はもっと悲惨な状態だったと言えます。
(ここから先は、そんな状態で、自分のことを棚に上げて書きます。)
大学教育で言語化能力は担保されない
仕事をしていく中で、ちょくちょく「部署内でうまく仕事ができないエンジニア」を見かけます。
こういう人たちは、高い偏差値の大学を卒業している場合もあるのですが、今回のツイートを読んで、うまく仕事ができない理由のひとつが、言語化の能力が不足しているためだと理解できました。
そこから考えると、大学教育では言語化の能力を担保していないと言うことができると考えます。
言語化能力の測定
そうなると言語化の能力は、測定する基準が設定されて、そこに向けた教育プログラムができるのではないかと想像しています。
もしかしたら、そういう能力は面接や小論文で測定可能なのかもしれませんが、エンジニアの教育プログラムの中にそういったものは少ないので、組み込まれていくべきと考えます。
まとめ
仕事ができることと言語化の能力は関連しているので、その能力を伸ばすことが必要となる。
では、また。