2019/12/26 課題をWhy-What-Howで整理する
こんにちは。
今日は、課題を整理する方法についてです。
俯瞰的に課題を観る
慶応大学SDM・白坂先生の講演スライドで、俯瞰的にモノを観ることについて説明されています。
https://www.ipa.go.jp/files/000067932.pdf
この図の上から「Why-What-How」の順に並んでいるのですが、
- Why:何の問題を解決したいか
- What:どのようなソリューションか
- How:どのように解決するか
となっており、これらがそれぞれつながることで問題が解決していくことになります。
知らないことを知っている
またこのスライドの中で、下図のような4象限に分割したものが出てきます。
この中で右上の領域は「知らないことを知っている」になり、機器の故障などが発生することは知っているけど、発生するまでの経過は知らないというものになります。
その場合の解決方法は、
- 機器が故障する(Why)を見つけるため何ができるか(What)を探す
- その次に現在持っているツールや手法(How)から何ができるか(What)を探す。
- Whatの領域で重なるところを探し、行動を起こしてみる
といった流れになります。
問題点の整理に役立つ
この3層の枠組みは目の前の問題を整理するのに役立ちます。
自分が取り組んでいる課題をこれに当てはめると、何がつながっていなかったのかが明確になり、進め方に対して整理できます。
まとめ
Why-What-Howの3層構造は、課題を整理するときに役立つ。
では、また。