2019/12/19 価値のあるアウトプット出すには
こんにちは。
今日は、質の高いアウトプットを出すために考えることです。
先日まで読んでいた「イシューから始めよ」の中で、「バリューのある仕事」について、次のように書かれています。
「バリューのある仕事とは何か」
僕の理解では、「バリューの本質」は2つの軸から成り立っている。 ひとつめが、「イシュー度」であり、2つめが「解の質」だ。前者をヨコ軸、後者をタテ軸にとったマトリクスを描くと、図2のようになる。
図2には、イシュー度と解の質の両方が高い領域が「バリューのある仕事」となっています。
さらに、それぞれについて、どういった指標なのか、説明がされています。
したがって、僕の考える「イシュー度」とは「自分のおかれた局面でこの問題に答えを出す必要性の高さ」、そして「解の質」とは「そのイシューに対してどこまで明確に答えを出せているかの度合い」となる。
仕事術=解の質だとすると…
ライフハックなど仕事の処理スピードを上げることによって、結果的に質が上がることだけを目指すとすると、それは著者の安宅さんが言う「犬の道」に進むことになります。
私自身の仕事を振り返ると、思いつきで仕事をしてしまう傾向にあったので、ここで言う「イシュー度の低い仕事」に取り組んでいたことになり、仕事量の割に成果が乏しい状態が作られていたことになります。
この本を読んで、これに気付かされたときは衝撃を覚えました。
イシュー度の低い仕事に取り組んでいたため、無駄なエネルギーを注いでいたことになり、だいぶ落ち込みました。
結局は仕事を選別すること
結局、イシュー度の高い仕事をすると言うのは、イシュー度にしたがって仕事を選別することになると考えます。
その選別の仕方はいろいろあると思いますが、例えば7つの習慣で言う「重要度と緊急度」で分類するやり方などが挙げられます。
いずれにしても、犬の道から外れて、イシュー度の高いものに取り組んで、成果を最大化する取り組みが必要になります。
まとめ
バリューのある仕事は、イシュー度と解の質の両方を満たしているもの。
ライフハックなどで解の質の向上だけを実施しても成果にはつながらないため、イシュー度の高い仕事に取り組むことが大事。
では、また。