tommy24july blog 

名前:tommy24july / ウナギオウ twitterアカウント : @unagiou  タスク管理や仕事術、組込みソフトウェアに関することを書いています。

2019/11/30 イシューから始めよ(TED x UTokyoより)

こんにちは。

今日は、TEDでの安宅和人さんの講演動画「イシューから始めよ」について書きます。


TED x UTokyo動画の中で、気になるものがありました。


"Issue-driven: Kazuto Ataka at TEDxUTokyo" を YouTube で見る

Issue-driven: Kazuto Ataka at TEDxUTokyo - YouTube


この動画は、ヤフーの安宅和人さんがTED x UTokyoで講演したもので、「イシューから始めよ」を言われているものです。

知的生産の中でのバリュー

この動画の中では、知的生産でのバリューは「解の質」と「イシュー度」の両方を満たしたもので、特にイシュー度の低いものはノーバリューだと言っています。

なので、イシュー度の低い問題を一生懸命解いていても意味がなく、死亡遊戯が起こるということを言われています。

安宅さんの見解では、日本では研究の世界でもビジネスの世界でも、こういう「根性の世界に逃げる」ことが多くあるため、解決が必要と言われています。

知的生産性を高めるには

知的生産性を上げる順番として、このイシュー度の高い問題を見つけてから、解の質を向上することを提案されています。

イシュー度の低い問題に一生懸命取り組んでも、ノーバリューでしかないので、イシュー度の高い問題に絞り込む必要があります。

その方法として、取り組む分野の有識者に「イシュー度の高い問題とは何か?」を問いかけ、例えば10分の1に絞り込むと、イシュー度の高い問題に10倍取り組めるというものです。

解の質を上げるには、経験で増やすしかないと言われています。

しかし、イシュー度の高い問題であれば、適切なフィードバックも得られますし、解の質が高まればバリューのある解が得られ、失敗しても価値ある失敗になるとのことでした。

書籍で読むことに

この講演は、安宅さんの著書の序章に書かれている内容になります。

イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」

イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」

具体的な取り組み方は著書にあるようでしたので、現在読んでいるところです。

読み終えたら、ブログにまとめたいと思います。


では、また。