2019/11/30 イシューから始めよ(TED x UTokyoより)
こんにちは。
今日は、TEDでの安宅和人さんの講演動画「イシューから始めよ」について書きます。
TED x UTokyo動画の中で、気になるものがありました。
"Issue-driven: Kazuto Ataka at TEDxUTokyo" を YouTube で見る
Issue-driven: Kazuto Ataka at TEDxUTokyo - YouTube
この動画は、ヤフーの安宅和人さんがTED x UTokyoで講演したもので、「イシューから始めよ」を言われているものです。
知的生産の中でのバリュー
この動画の中では、知的生産でのバリューは「解の質」と「イシュー度」の両方を満たしたもので、特にイシュー度の低いものはノーバリューだと言っています。
なので、イシュー度の低い問題を一生懸命解いていても意味がなく、死亡遊戯が起こるということを言われています。
安宅さんの見解では、日本では研究の世界でもビジネスの世界でも、こういう「根性の世界に逃げる」ことが多くあるため、解決が必要と言われています。
知的生産性を高めるには
知的生産性を上げる順番として、このイシュー度の高い問題を見つけてから、解の質を向上することを提案されています。
イシュー度の低い問題に一生懸命取り組んでも、ノーバリューでしかないので、イシュー度の高い問題に絞り込む必要があります。
その方法として、取り組む分野の有識者に「イシュー度の高い問題とは何か?」を問いかけ、例えば10分の1に絞り込むと、イシュー度の高い問題に10倍取り組めるというものです。
解の質を上げるには、経験で増やすしかないと言われています。
しかし、イシュー度の高い問題であれば、適切なフィードバックも得られますし、解の質が高まればバリューのある解が得られ、失敗しても価値ある失敗になるとのことでした。
書籍で読むことに
この講演は、安宅さんの著書の序章に書かれている内容になります。
- 作者: 安宅和人
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2010/11/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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具体的な取り組み方は著書にあるようでしたので、現在読んでいるところです。
読み終えたら、ブログにまとめたいと思います。
では、また。