2019/11/28 強烈なモチベーション
こんにちは。
今日は、モチベーションについて書きます。
Twitterで下記のツイートを見つけました。
ちょっと前に話題になってたと思うけど、本当に強い事業家ってこういう人だと思うんだよな 動機が激強 pic.twitter.com/pgykSCL2Ke
— 只野柴犬 K.K. (@tadano_planet) 2019年11月28日
モチベーションはどこから来るか
時々、新しい事業や仕組みを作る人のモチベーションについて考えることがあります。
そういう分野で強烈なモチベーションを持っている人を観察すると、上記の方のように強烈な体験を持っている人が多いんですよね。
強烈な体験をしている人は、目の前の課題を見つけると、解決に向けて体験をベースにした圧倒的なパワーのエンジンを持っているように見えます。
上記のツイートの方は、まさしくその事例だと思います。
先日のブログでは、社会事業を継続的に実現されている方は原体験だけで動くわけでないと書きました。
2019/11/20 社会起業家のバランス感覚 - tommy24july blog
ただ、その社会起業のきっかけとなることはやはり「原体験」などでの気づきが必要になります。
課題を見つけるには「認知」から
当たり前のことですが、課題を見つけるには、困っている人や滞留している流れを認識し、状況を解釈して、課題が明確化・言語化することが必要になります。
クルマの運転でいう「認知→判断→操作」の前半の2つが該当しますが、結局「認知」からスタートする必要があります。
「判断」を優先し「認知の当事者」が困惑する
しかし、最近はソフトウェアや開発方法論などツール系の情報が多く広がっていて、それらの知識を持っているだけで課題が解決できると錯覚する事例が見受けられます。
ここで錯覚した人が、ツールの導入をモチベーションにして動くことがあります。
そのときに、結果を急ぐあまり、「認知→判断」の自分に都合の良い「判断」を探すために「認知」を見つけていることがよくあります。
そういうときは、たいてい「判断」が都合よく形成された中で「認知の当事者」にアクセスされるので、当事者が困惑したり抵抗しています。
こういうツール系の導入がうまく行かないのは、そういう事情があると考えております。
「認知の当事者」に向き合うこと
結局、認知を正しくするためには、当事者に向き合う事しかないということになります。
向き合ったときに、自分の持つツール導入などのストーリーを一旦忘れて、当事者の課題を見つけることが大事になります。
結果的に課題解決の手段がツール導入にならなかったとしても、それを許容する環境づくりが必要と思います。
でも、ツール導入をゴールとしている利害関係者からするとそうは行かないですよね。
そのへんが、解決しづらい問題なのだと思います。
では、また。