2019/11/08 RACIチャート
こんにちは。
今日は、RACIチャートについて書きます。
プレゼンが得意な人に任せること
先日、京都大学の先生のプレゼン講座についてブログを書きました。
この記事では、プレゼンが得意な人に任せることが大事ということを書きましたが、組織の中の役割分担で「説明をする人」を設定する枠組みとして「RACIチャート」というものがあります。
RACIチャートとは
RACIチャートとは、下記のような役割名の頭文字になります。
- R : Responsibility (責任者)
- A : Accountability (説明者)
- C : Consult (相談相手)
- I : Inform (情報展開先)
組織のメンバーやその利害関係者について、これらの4つの役割分担を明確にすることで、組織運営を円滑にすると言われております。
RとAを分けることに違和感があった
私はこの4つの役割分担を見た当時、責任者(R)と説明者(A)が同じ人になるのではないかと考えていました。
実際に企業や学校など組織で考えたとき、対外的な説明は、経営責任を持った社長や校長が実施している場合が大半であることから、すごく違和感を感じておりました。
説明者は別でも良い
今回、京都大学の先生のプレゼン講座を聞いて、プレゼンは人に任せても良いということがわかり、責任者(R)と説明者(A)を分けて良いことに納得がいきました。
実際にマネジメントが得意でも、対外的な説明が苦手なリーダーは多く見受けられますので、元々RACIチャートではそのあたりの役割分担を分けることで、「説明の専門家」に任せることの重要を説いていたのだと考えます。
まとめ
RACIチャートの考え方は、責任者(R)と説明者(A)を分けることで、説明の専門家に任せることの重要性を考えていたと思われる。
では、また。