2019/11/01 ゴールデンサークル理論と形式知
こんにちは。
今日は、ゴールデンサークル理論についてまとめます。
ゴールデンサークル理論
先日、下記のGLOBIS知見録の動画を見ている中で、「ゴールデンサークル理論」というキーワードが出てきました。
「エンゲージメント」を高めて「強い組織」をつくるには?〜アトラエ新居×アカツキ塩田×グロービス福田 | GLOBIS 知見録
この動画の内容(エンゲージメント)も興味深いものですが、その中で出てきた印象的なキーワードでしたので調べてみました。
元は2009年のTED Talkから
ゴールデンサークル理論は、2009年のTED Talk(10年前!)で、サイモン・シネックの提唱した理論になります。
ゴールデンサークルとは
さすがに10年経過しているので、いろいろなまとめ記事があり、今回は次の記事を参考にしました。
ゴールデンサークルとは?プレゼンではWhy・How・Whatを明確に【フレームワーク】
ゴールデンサークルについての説明は、下記になります。
ゴールデンサークルとは、サイモン・シネックが提唱したゴールデンサークルという考え方があります。
これは、人に何かしらの情報を伝え、行動を促したい時、「Why・How・What」という構成要素が存在し、「Why」から始めることの重要性を説くものです。
自分で作ったプレゼンを振り返ると……
Whyから始めることで相手の理解を進めるというものですが、脳の構造的にはWhat→How→Whyの順に話してしまいがちになるようです。
私は最近プレゼン資料をよく書くのですが、自分で作成したものと、上司に添削された結果を振り返ッタ結果、次であることに気づきました。
- 自分で作成したもの:What→ How→ Why
- 添削された結果:Why→ What→ How
上司の指摘理由は「このほうがわかりやすいから」というものでしたが、背景にはゴールデンサークル理論があったということになります。
先人の形式知を取り入れること
説明が上手な人は、こういう理論を経験的に暗黙知として身につけていて、その暗黙知を世界中の研究者がゴールデンサークル理論のように形式知にしていることに気づきました。
このように書いてみると当たり前のことですが、私みたいな凡人はそれに追いつくため形式知をありがたく受け取り、実践していくことが大事だと実感した次第です。
まとめ
ゴールデンサークル理論は、説明をするときに活用できる。
「説明が上手な人」に追いつくためには 、ゴールデンサークル理論のような形式知化された情報を取り入れて、活用していくこと。
では、また。