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名前:tommy24july / ウナギオウ twitterアカウント : @unagiou  タスク管理や仕事術、組込みソフトウェアに関することを書いています。

2019/10/17 連想の持つ罠から抜け出す方法

こんにちは。

今日は、佐々木正悟さんのブログを読んだ感想を書きます。


タスク管理は記憶力を強化するためにある - 佐々木正悟のライフハック心理学

この中では、脳が持つ機能にある「連想」について書かれています。

連想機能が引き出す悪い答え

連想は、薄くなった記憶を思い出すことができる素晴らしい機能です。

しかし、自分が忙しすぎたりするなど心が疲弊している際には悪く働き、結果的飛躍したありえない考えに行き着いてしまうことになります。

佐々木さんの文章でいうと、

仕事がたくさんある→生きている意味がない

がそれに当たります。私もこのように飛躍した考えに行き着き、冷静に振り返った時に不思議に感じることがあります。

悪い答えにハマった時の対処法

こういう時の対処法として、人間の外部記録を使うことで、連想による異常な妄想に至らないようにすることが挙げられます。

これはよく使われる言葉で「頭の中だけで考えない」が該当します。

また、人間の外部の記録というのは、

  • 紙に書き出す
  • タスクシュートの瞬時レビューを読み返す

などに当たり、つながりが怪しくなった連想による妄想から現実に引き戻してくれます。

外部の記録を使う効果

それによる効果として、佐々木さんは下記のように書かれています。

書き出してみても仕事が減るわけではないし、かえって絶望しそうに思われるかもしれませんが、何もしないうちから人生そのものに絶望するよりはまだしもです。

これについては私も経験があり、実際に外部の記録に書き出しても、目の前の現実は変わらないので、絶望的な気持ちにはなります。

ただ、何もせずにつながりが怪しい妄想に固められた中で絶望的な気持ちになるよりはよほどマシなことはよく理解できます。

理由は、目の前に妄想から切り離された「現実が書かれた記録」があるので、それをもとに具体的なアクションに移すことができるからです。

これはすごく大きなことであり、記録の持つ素晴らしい機能だと考えます。


では、また。