2019/07/19 共感によるコミュニケーション
こんにちは。
今日は、Newspicksの動画で議論されていた「共感によるコミュニケーション」について書きます。
クルマ通勤の帰り道(約40分)は、いつもYoutubeの番組を音声だけで聞いていますが、今日聴いたNewspicks制作の落合陽一さんの出ている番組は、たいへん面白いものでした。
【本編公開中】WEEKLY OCHIAI「多様性をアップデートせよ」(落合陽一×高橋祥子) - YouTube
番組のゲストが、ゲノム解析ベンチャー社長の高橋祥子さんだったのですが、ゲノム解析から見た人間の多様性や、企業や社会で言われている多様性に対する取り組み方が提案されています。
この中で、落合さんの言われていた「多様性を受け入れるというのは、相手の共感に頼らないということ」に興味を持ちました。
共感によるコミュニケーション
「共感」は、同じ文化的な背景を持たないと成立しないものなので、様々な背景を持つ多様性が進んだ組織・グループでは、そもそも「共感」が成立しないというものです。
なので、日本国内で、同じような学校教育を受けて、同じようなTV番組を見て育った人が、そういう人たちで形成された組織・グループで生活していると、無意識に「共感」によるコミュニケーションを行なっていることになります。
私も、地方都市の公立小中学校、および、国内の高校・大学を卒業しているので、気がつかない間に無意識に「共感」をベースにコミュニケーションをとっていたことに気付かされました。
多様性のある組織でのコミュニケーション
番組の中では、多様性の進んだ組織・グループだと、そもそも文化的背景が異なるため、共感そのものが成立しないことを言われており、今後の多様性が進む世の中で、共感を使わないコミュニケーションとはなんだろうか、と考えさせられるものでした。
英語ができるからオーケーというものでもなく、どうすればよいのか、なかなか難しい問題であることを認識しました。
では、また。