2019/06/19 ティール組織
こんにちは。
今日は、先日のひらめきラジオで話されていた「ティール組織」について書きます。
今週のひらめきラジオは、テーマが「ティール組織について」でした。
次世代型の進化型組織「ティール組織」とは? - YouTube
「ティール組織」とは、昨年話題になった書籍の名前で、次世代型の組織あり方について書かれた本になります。
- 作者: フレデリック・ラルー,嘉村賢州,鈴木立哉
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2018/01/24
- メディア: 単行本
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今回の放送は、私にとって神回と言ってもよいものになりました。
チーム構成でうまくいく/いかないがある
私はこれまで10年以上、組込みソフトウェア開発に関わっています。
そして、開発の仕事をしながら、様々な開発チームの仕事ぶりを見ていました。
その中で、うまく回っているチームとそうではないチームがあり、その差が非常に大きいことを感じておりました。
もちろん、結果を左右する重要な要素は、「必要な作業量・難易度・期間」に対して「割り付けた人的リソースの質と量」になります。
チームの成果を決める構成要素は何か?
しかし、それが同じような場合でも、出てくる結果に差があるように思えたので、「チームうまく行く要素は何か?」ということを考えていました。
これまでの中で、自分なりに考えていた要素は次のようなものでした。
メンバー個人の能力だと、
- コミュニケーション力
- 技術的知識量
- 日程などの自己管理能力
- 学歴や特殊な経験 など。
メンバー構成でいうと、
- スキルの差
- コミュニケーションの方法
- 年齢構成
- 技術的分野の補完関係
- リーダーの引っ張る強さ など。
どれも重要な要素ですが、うまく体系立てて説明できませんでした。
そのため、このことは「知る人ぞ知る、暗黙知」だと考えるようになっていました。
組織の発達段階
今回紹介されたティール組織の中で「組織の発達段階」があり、それを色の名前で表現されています。
無色から始まり、「マゼンタ → レッド → アンバー → オレンジ → グリーン → ティール」という段階を経ることになっています。
例えば、マフィアのような組織なら「レッド」、軍隊のような組織なら「アンバー」、一般的な会社組織なら「オレンジ」といった具合になります。
この「オレンジ」までは、今までの経験の中で何となく考えていたことでした。
しかし「ティール」という組織の段階の説明を聞いたときに、今まで整理できなかったことがうまく説明できた感じがしました。
その重要な要素が「セルフマネジメント・ホールネス(全体性)・存在目的」になります。
この3つの要素については、今週のブログテーマになっているので、別の機会に書きたいと思います。
では、また。