2019/04/02 AI実装品に対する「割り切り」
こんにちは。
今回はAIの記事について書きます。
パン屋の画像認識レジ
「すごすぎる」――地方のパン屋が“AIレジ”で超絶進化 足かけ10年、たった20人の開発会社の苦労の物語 (1/5) - ITmedia NEWS
2年前の記事になります。
たまに通るサービスエリアのパン屋のレジに同じものが設置されていて、興味を持ってました。
記事にもありますが、そもそも焼き加減や形がまちまちの中で、画像認識させるのは難しいと考えてました。
で、本当なら判定ミスなく100%を目指すのでしょうけど、そこは「間違ったら修正すればよい。若い人なら抵抗はないはず」と割り切ったことで製品化につながっています。
AI実装品を出す上での「割り切り」
こういう事例を見るにつけ、目的などを総合的に判断して物事を前進させることができる人が希少人材だと思います。
ちょうど最近公開されたGLOBIS知見録の動画で、JINSの田中社長が下記のことを言ってました。
(AIなどの取組みでうまく行くときは、) ちょうどいい頭のいい男が実体と世界のハブになってるんですよね。 そういう人がいないとダメですね。 (JINS 田中社長の22分あたりでの発言)
「AIの社会実装」最新事例と今後の課題~上野山勝也×田中仁×松尾豊×草野隆史 | GLOBIS 知見録
開発に関わる仕事をしていると、「頭が良すぎない人というのが必要」というこのは、自分の実体験としても理解できますし、私は個人的に希望が持てます。
なぜなら、特にソフトウェア開発においては、私よりすごい人たちばかりだと思っているためです。
かといって、「ちょうどいい頭の良さ」の域までは到達できていません。
ただ、天才的な努力で埋められない才能は持たなくても、その中で補完する役割なら何とかなるかも、と思えるようになります。
まずは、目先の努力から始めないといけませんね。
なお、上記のGLOBIS知見録の動画は、直近の人工知能のトピックがわかるので、オススメです。
では、また。