2019/03/09 タスクを5分ずつ区切ってみた
こんにちは。
先日、終わらせない仕事術のブログを書きました。
ここにも書いたようにうまく回り始めたので、対象を拡大した結果を報告します。
以前書いたブログはこちらです。
2019/03/02 終わらせない仕事術のまとめ - tommy24july blog
このときは、7つの習慣で言う「第2領域」的な仕事について毎日5分ずつやって、5分経過したらやめるというものでした。
これがそれなりにうまく動き始めたので、今回は、当日締め切りで、1時間以上必要な作業に対して、適用してみることにしました。
やってみたこと(1):キッチンタイマーで5分を設定する
「5分経過」を知るためには、何らかの手段が必要です。
まずは、以前から使っていたWindows用のキッチンタイマーソフトを使って、5分を測るようにしています。
TaskChuteで開始時間を記入したら、すぐに5分のタイマーを開始する感じです。
やってみたこと(2):TaskChuteでひたすら7分ずつに分割する
普通に考えたら、5分に設定するのでしょう。私も最初は5分に設定していました。
しかし、実際は毎回長めの時間が掛かっており、ログを振り返った結果、下記の時間が積まれていることが分かりました。
- 実行後のコメント記入の時間
- キッチンタイマーの起動と終了の時間
- 区切りが悪い場合のやりきり時間
現在は試行錯誤の結果、7分に落ち着いています。
良い効果(1):毎回5分間ダッシュで集中が維持できる
この効果は、元々期待していたものです。
元ネタは、jMatsuzakiさんのブログで紹介されています。
ポイントは5分と極めて短い時間で区切ることで高い集中力を維持することと、短い時間に設定することでタスクへの着手ハードルを下げること、そしてタスクを中途半端にしておくことで「完成させたい」という衝動を高めて生産性を引き出すことです。 出典: 「TaskChute Cloud」で「マニャーナの法則」に徹底的に基づいてタスクを処理した1分単位の行動ログを晒す | jMatsuzaki
実際にやってみたのですが、たとえ先が長い作業でも、「目先の5分間」を意識すればよいので、本当に集中力が持続しました。
良い効果(2):作業時間見積もりの精度が上がる
これは意外な効果でした。
やっていることは、5分間のタスク実行後に、TaskChuteに「タスク実行後のコメント」を書くことです。
そして、コメントを書くときに「直前の5分間の進捗」を自然と確認することになるのですが、これがとても良いのです。
なぜかというと、5分間の進捗が、細かすぎず、多すぎない、自分が認知できる量として、ちょうどよいからです。
5分でできることは、文章でせいぜい4〜5行です。
でも、この5分で書ける4〜5行が、その後のタスクの実行回数を見積もる上で「ちょうどよい基準量」になるのです。
やってみてわかったのですが、この基準量は、3分だと短すぎて、7分だと長すぎるのです。
このちょうどよい基準量を得られたことで、見積もり時間の精度が格段に上がった感じがします。
現在の課題:タイマーの開始を忘れがち
順調に進んでいたつもりなのですが、実は3回に1回ぐらいの割合でタイマーの開始を忘れています。
その結果、5分経過を忘れて、10分以上経過して気づくことも少なくないです。
この辺は、TaskChuteの「タスク実行前のヒント」の機能を使えないか、画策しているところです。
結果:集中が継続する+見積り精度が上がる
ここまでで、集中が継続する、かつ、見積り精度が上がることがわかってきました。
今後も何か得られたら、報告させていただきます。
では、また。