「ソフトウェア品質保証入門」を読んでる途中

私は、自動車部品メーカーに勤務していて、製品のソフトウェア品質保証を業務としています。
これまで１０年以上、組み込み製品のハード、ソフト開発をやっていたので、それなりの知識と経験は持っているつもりです。

その中で、数年前に「ソフトウェア品質保証部署」に異動することになり、自己研鑽も兼ねて勉強を始めました。
AutomotiveSPICE、ISO9000など、監査員資格を(会社のお金で)取らせてもらうなど、ソフトウェア品質保証についての知識が積まれてきました。

また、自分で書籍を購入して学習を進めていきました。
しかし、今まで読んだ本や記事は、レビュー技法、メトリクス、ツール、そもそものプロセスなど、"要素"の記載が大半で、全体像を示された物が無く「なんとなくハマらない状態」が続いていました。

そんな中で「ソフトウェア品質保証入門」という、ストレートなタイトルの本に当たり、早速購入して読み始めました。

今のところ１章を読み終えただけですが、求めていた本はコレでした！

この本は「品質保証とは？」を高い視点でまとめられていて、しかもソフト特有の考え方や、欧米との比較など、ほしい情報がまとめられています。
「入門」と書いてありますが、ここまで知識を体系的にまとめてあり、私にとって非常に有意義な書籍になりました。

なので、当面このブログでは、この本に書かれた内容を紹介しながら、現実の品質保証について書いていきたいと思います。