2019/09/27 レポートライン
こんにちは。
今日は、レポートラインについて書きます。
海外企業では重要なキーワード
先日、GLOBIS知見録の動画で、ベンチャー企業経営者から「レポートライン」というキーワードが出てきました。
前後の内容から意味をだいたい推測できたのですが、実態がどうなのか参考になる記事がありました。
ここから参考になったところをピックアップします。
何をやっているかわからないことがNG
とくに外資系企業の場合、失敗することや施策の効果がないこと以上に、「何をやっているかが見えない」という状況が、いちばん相手に不信感を与える。そうなると外資系企業のジャッジは早い。最悪の場合、このマネージャーはワーク(機能)してないとみなされて、あるときから重要な連絡が来なくなったり、プロジェクトから正式に外されてしまうことになる。
これまでの経験の中で、たくさんの組織を見ているわけではないですが、日本企業でも「何をやっているかが見えないこと」は、ある程度NGとされていると考えます。
しかし、私の知っている範囲では、何をやっているか見えない人はそれなりにいますが、プロジェクトから外されたところで、終身雇用制度のため温存されているように見えます。
どうすればよいかの答えは持っていませんが、変わっていってほしいものです。
部下のレポートが出ないのは上司の責任
仮に部下からのレポートが滞っていると、上司は自分の仕事が進まない。上司の仕事が進まなければ上司の上司、そのまた上司の仕事も進まない。突きつめれば、会社全体の業務が滞るのである。
自分のレポートが遅れることは単に自分自身の問題ではなく、上司の責任につながる。
週報などで自分の成果のレポートを出しているのですが、レポートがなくてもなんとなく会社の業務が進んでいるように見えます。
マネージャーがいなくても仕事が進むということは、属人性が非常に高いと言えますし、何か問題を抱えていたときに対処が遅れます。
引用先にもありますが、突き詰めて考えると、属人性の高いことのほうが会社としてのリスクが高いと言え、そのリスクをなくす役割がマネージャーであり上司になります。
この考え方は、最近の数年で理解ができるようになってきました。
また、以前から漠然と持っていたマネージャー像がこの形でもありました。
もう少しこのブログを読んで、実際にレポートラインにきちんと伝えられるようになりたいと思います。
では、また。