2019/09/07 新しいゲーム開発の方法論
こんにちは。
今回は、ゲームベンチャーの社長インタビューを読んだ感想です。
素材の組み合わせだけのゲームが5万本セールス!? 「ほぼ1枚も描いていない」という『Overdungeon』作者に訊くWeb的ゲーム開発
私は普段ゲームをやらないのですが、経歴やゲーム開発の方法論が面白かったので読んでみました。
経歴が異色
この方は元々、東京工業大学を出ている方ですが、プログラミングでは他の人が天才過ぎて断念。
経済学を専攻したけど、ゲームが好きすぎて、任天堂のインターンになり、ゲーム開発に進もうとするが、ゲーム開発の現場が微妙に思えて、断念。
普通に就職活動をして、JPモルガンに就職。
そこでソフトウェア開発が忘れられず、副業でSTORYS.JPの設立メンバーになりローンチ。
その後JPモルガンを退職後、ビットコインが面白そうということで、CoinCheckの設立。
軌道に乗ったところでゲーム開発が忘れられず、起業してゲーム会社を作って今に至る。
ゲーム開発のコンセプト
ここまでも興味深いストーリーでしたが、ゲーム開発の方法論が驚くものでした。
それが、キャラクターデザインやゲームのコンセプトは、基本的に既存のものを流用していくというものです。
初めに、参考とするゲームを決めます。最初はそれを忠実に真似ようとしていくんです。ゲーム性の問題で、真似できる部分とできない部分が見えてくるので、できる部分はそのまま真似てしまって、できない部分は徹底的に議論していく。
最初から参考とするゲームを真似するところから始めるというのは驚きました。
差になるところを徹底的に作り込むために、それ以外の部分は流用していく。この思い切り方が新しいと思いました。
まとめ
価値があるところを見極めて、そこにリソースを集中。
それ以外は過去の資産を使い、最小限の労力で立ち上げる。
では、また。