tommy24july blog 

名前:tommy24july / ウナギオウ twitterアカウント : @unagiou  タスク管理や仕事術、組込みソフトウェアに関することを書いています。

2019/09/07 新しいゲーム開発の方法論

こんにちは。

今回は、ゲームベンチャーの社長インタビューを読んだ感想です。

素材の組み合わせだけのゲームが5万本セールス!? 「ほぼ1枚も描いていない」という『Overdungeon』作者に訊くWeb的ゲーム開発

私は普段ゲームをやらないのですが、経歴やゲーム開発の方法論が面白かったので読んでみました。

経歴が異色

この方は元々、東京工業大学を出ている方ですが、プログラミングでは他の人が天才過ぎて断念。

経済学を専攻したけど、ゲームが好きすぎて、任天堂インターンになり、ゲーム開発に進もうとするが、ゲーム開発の現場が微妙に思えて、断念。

普通に就職活動をして、JPモルガンに就職。

そこでソフトウェア開発が忘れられず、副業でSTORYS.JPの設立メンバーになりローンチ。

その後JPモルガンを退職後、ビットコインが面白そうということで、CoinCheckの設立。

軌道に乗ったところでゲーム開発が忘れられず、起業してゲーム会社を作って今に至る。

ゲーム開発のコンセプト

ここまでも興味深いストーリーでしたが、ゲーム開発の方法論が驚くものでした。

それが、キャラクターデザインやゲームのコンセプトは、基本的に既存のものを流用していくというものです。

初めに、参考とするゲームを決めます。最初はそれを忠実に真似ようとしていくんです。ゲーム性の問題で、真似できる部分とできない部分が見えてくるので、できる部分はそのまま真似てしまって、できない部分は徹底的に議論していく。

最初から参考とするゲームを真似するところから始めるというのは驚きました。

差になるところを徹底的に作り込むために、それ以外の部分は流用していく。この思い切り方が新しいと思いました。


まとめ

価値があるところを見極めて、そこにリソースを集中。

それ以外は過去の資産を使い、最小限の労力で立ち上げる。


では、また。