2019/06/27 上下関係にこだわっても全体の成果は出ない
こんにちは。
ツイッターで下記のツイートが流れてきました。
「序列へのプライド」って本当面倒くさい。社会を生きてる中でいちばん面倒なのは実はこれじゃないかと最近思いますよ。/「上下関係にこだわる人を、絶対に入れたくない」という会社の話。 https://t.co/lyac1B9Hyt
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) 2019年6月26日
ここで引用されてる記事は下記になります。
この記事を読んで気付きがありました。
上下関係にこだわる人がいると疲れてしまう
冒頭の記事を読んで思い出した会社がある。 「上下関係にこだわる人を絶対に会社に入れたくない」としていたあるテクノロジー系の会社だ。 頭の善し悪し以前に、そんな人がいると、それだけで周りの人は10倍疲れてしまうから、絶対に排除する」と、トップを始めとした役員たちは考えていた。 (中略) 「本質的に、事業にとって個人の勝ち負けなど、どうでも良いと 思いませんか?これは我々のような知識を扱う人間にとって、重要な考え方です。」 「...。」 「真に能力の高い人は、自分の能力について客観的に知っているので「勝つ」必要を感じていませんし、能力を誇示する必要も感じません。」
この部分を読んで、しっくりきたことがありました。
それは、数ヶ月前にサポートに入った部署にいるチームリーダーのことです。
その彼は、リーダーとしてメンバーに話を聞き、必要に応じて関係部署と調整するなど、「それなりに」仕事を片づけていていました。
「それなりに」と書いたのは、関係部署との調整で、相手や全体の状況を考慮しようとせずに、自部署の主張を通そうとする傾向にあったためです。
ただこれについては、「やり方の問題」なので、私は受け入れていました。
しかし、彼のことで、私がどうしても受け入れられないことがありました。
それは、私とは別に、後からサポート で入ったマネージャーに対し、感情的に攻撃的な態度をとり、一方的にコミュニケーションを遮断していることでした。
さすがにその状況はまずいので、私が前捌きに入るなどして、全体を回すようにしていました。
そんな中で「彼はなぜそんなに感情的に攻撃的な態度をとるのか?」が理解できずにいました。
結局、全体の成果が出れば良いだけ
私は、「生理的に受け付けない人」とか「どうしても受け付けない人」を持つことは、自然なことで、仕方ないことだと考えています。
なので、そういうを持つメンバーには、無理に接して余計な消耗がないように、リーダーが可能な限り人間関係の交通整理するべきだと考えています。
それは、私が仕事に最大限のエネルギーを使って、全体の成果が上がればOKと考えているからです。
しかし彼は、わざわざ感情的に攻撃的な態度を取り、明らかに「相手に勝つこ と」を考えているように見えました。
その結果、無駄なエネルギーを消耗させて、「全体の成果」を下げる行動をとっていることになります。
結局のところ、彼は、先ほど紹介した記事の「真に能力が高い人」では当然なく、「能力が低い人」、いや、事業(=成果)をマイナス方向に動かす害悪でしかないことになります。
ではどうすればよいのか?
今回の場合、チームリーダーの彼には「マネージャーに報告する」という役割を持っているので、その役割は果たすべきだと考えます。
もちろん、人間なので多少感情的になることはあっても、ドライに「報告する」という役割を果たすなら、相手が誰であろうと関係ないことになります。
むしろ、「相手が誰なのか」に依存する報告の仕方に問題がありますね。
だいぶ長くなってしまいましたが、また書いていきたいと思います。
では、また。