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名前:tommy24july / ウナギオウ twitterアカウント : @unagiou  タスク管理や仕事術、組込みソフトウェアに関することを書いています。

2019/06/19 ティール組織

こんにちは。

今日は、先日のひらめきラジオで話されていた「ティール組織」について書きます。


今週のひらめきラジオは、テーマが「ティール組織について」でした。

次世代型の進化型組織「ティール組織」とは? - YouTube

ティール組織」とは、昨年話題になった書籍の名前で、次世代型の組織あり方について書かれた本になります。

ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

今回の放送は、私にとって神回と言ってもよいものになりました。

チーム構成でうまくいく/いかないがある

私はこれまで10年以上、組込みソフトウェア開発に関わっています。

そして、開発の仕事をしながら、様々な開発チームの仕事ぶりを見ていました。

その中で、うまく回っているチームとそうではないチームがあり、その差が非常に大きいことを感じておりました。

もちろん、結果を左右する重要な要素は、「必要な作業量・難易度・期間」に対して「割り付けた人的リソースの質と量」になります。

チームの成果を決める構成要素は何か?

しかし、それが同じような場合でも、出てくる結果に差があるように思えたので、「チームうまく行く要素は何か?」ということを考えていました。

これまでの中で、自分なりに考えていた要素は次のようなものでした。

メンバー個人の能力だと、

  • コミュニケーション力
  • 技術的知識量
  • 日程などの自己管理能力
  • 学歴や特殊な経験 など。

メンバー構成でいうと、

  • スキルの差
  • コミュニケーションの方法
  • 年齢構成
  • 技術的分野の補完関係
  • リーダーの引っ張る強さ など。

どれも重要な要素ですが、うまく体系立てて説明できませんでした。

そのため、このことは「知る人ぞ知る、暗黙知」だと考えるようになっていました。

組織の発達段階

今回紹介されたティール組織の中で「組織の発達段階」があり、それを色の名前で表現されています。

無色から始まり、「マゼンタ → レッド → アンバー → オレンジ → グリーン → ティール」という段階を経ることになっています。

例えば、マフィアのような組織なら「レッド」、軍隊のような組織なら「アンバー」、一般的な会社組織なら「オレンジ」といった具合になります。

この「オレンジ」までは、今までの経験の中で何となく考えていたことでした。

しかし「ティール」という組織の段階の説明を聞いたときに、今まで整理できなかったことがうまく説明できた感じがしました。

その重要な要素が「セルフマネジメント・ホールネス(全体性)・存在目的」になります。

この3つの要素については、今週のブログテーマになっているので、別の機会に書きたいと思います。


では、また。