tommy24july blog 

名前:tommy24july / ウナギオウ twitterアカウント : @unagiou  タスク管理や仕事術、組込みソフトウェアに関することを書いています。

2019/04/21 職場のローテーション

こんにちは。

今回は、「なぜ35歳を超えるとがんばらなくなるのか。それはロールプレイングゲームの終盤と同じだから」という記事について書きます。


ブログの元ネタはこちらになります。

なぜ35歳を超えると頑張らなくなるのか。それはロールプレイングゲームの終盤と同じだから。 | Books&Apps

「35歳で落ちるパフォーマンス」の正体

この記事では、若いときに頑張って働いた人ほど、35歳あたりで突然やる気をなくす原因について、次のように書いています。

ドラゴンクエストなどで)ところが、中盤を経て、終盤になると、とたんにゲームはつまらなくなる。 (中略) 操作するキャラクターは強くなっているはずなのに、そこには「可能性」が無くなっているのである。 キャラクターが育ち、謎がとけ、世界が広がる可能性だ。 「可能性」が無いのに、頑張ってどうする。無駄である。やる気を無くす。 それが、「35歳で落ちるパフォーマンス」の正体だ。

筆者の方は、この終盤に入ったゲームから抜け出すために、会社を辞め、起業して「終盤のロールプレイングゲームを延々と続けるよりはマシ」な状態を作っているようです。

自分自身には思い当たることが無かった。

これを読んで、周囲に多くの事例があり、妙に納得していました。

しかし、一方で、自分自身には当てはまる事が思い当たらなかったのです。「終盤に入ったゲーム」になった経験があまりないのです。 いろいろ思い返してみると、その理由は「業務を転々としているから」と思うようになりました。振り返ると、下記のような経歴になります。

  • 入社して最初の配属先は「ハードウェア設計」
  • 約1年経過して、関係会社へ数ヶ月間出向。
  • 出向期間を終え「ハードウェア設計」に戻る。
  • 数年後に「ソフトウェア設計」に配置転換。
  • 約5年経過し、慣れた頃に、新設のシステム設計部署に異動。
  • ここでも慣れてきた数年後、「ソフトウェア設計」に戻される。
  • さらに数年後、現在の「ソフトウェア監査」の仕事を開始。

こうやって書いて気づいたのですが、19年で6回配置転換していることになります。

たいてい「ゲームの終盤」に入る前に配置転換があり、ゲームの序盤に戻され、新しい知識を覚えたり、人間関係を構築していく必要がありました。

引用した文章にある「キャラクターが育ち、謎がとけ、世界が広がる可能性」をずっと続けていてる感じです。

なので、自分の経験だけで言うと、ローテーションなどの社内異動は「ゲームを強制リセットさせて、やる気を維持させる」と言う意味で、よくできた仕組みだと考えます。

キャリアの断絶と言う意味で、社内のローテーションは批判的な意見をよく見ますが、「35歳で落ちるパフォーマンス」に対しては有効に作用すると考えます。


では、また。