tommy24july blog 

名前:tommy24july / ウナギオウ twitterアカウント : @unagiou  タスク管理や仕事術、組込みソフトウェアに関することを書いています。

2019/04/12 富士通のSIerの記事より

こんにちは。

今日は、文春オンラインに出ていた山本一郎さんの記事を紹介します。


載っていた記事はこちらです。

富士通などのSIerの惨状を見ていると、太平洋戦争で負けた大日本帝国を思い出す | 文春オンライン

富士通などのSIerに関する記事なんですが、筆者の山本一郎さんが書かれている「笑えない冗談」として、下記の部分に共感できます。

そして、本件記事をみなで内容吟味の末、何となくみんなで「これって太平洋戦争末期の日本軍みたいな状況なんだろうね」ということで一致したわけであります。

私は自動車部品業界にいますが、ここに書かれている内容に心当たりが多くあります。

「組織の風通し」や「資源の調達に見合った作戦立案」、そして何より「組織の明確な目的」が必要で、それらが揃ってはじめて「単年度や中期の事業目標」が策定できるわけです。

自分の周囲だけの話と思いたいのですが、こういうことを積極的に考えられる人は極めて少ない上に、考えない状態でスタートしていることが多いように見えます。

自分の周囲を観察すると、この領域の話を定量的かつ論理的に考えることが苦手、もしくは、他人が決めることと決めつけているように見えます。 これは、頭の良し悪しにかかわらず、見受けられる現象です。

この中で紹介されている「失敗の本質」や「昭和16年夏の敗戦」は読めていませんが、戦後70年以上経過しても、改善していないという記事をよく見ますので、簡単には変わらないのかもしれません。

とはいえ、自分がこういう特性を持つことを知っていることで、自分の行動を俯瞰的に見れたらいいな、と思います。


では、また。